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今回は着付け教室のタイプ別の特徴や、わたし自身の着付け教室選びで後悔したことなどを書いていきます。
着付け教室の選び方と教室の特徴3タイプ
着付けを習いたいけど、数ある着付け教室の中からどこを選べば良いか分からない。
こんなお悩みありませんか??
着付け教室は大きく分けて3つのタイプに分類できます。
ご自身の着付けを習いたい目的に合った教室のタイプを選ぶ必要があります。
わたしは最初に通った教室が合わなくて、2つ目に通った教室でやっと「きもの」が着られるようになりました。
当時のわたしは着付け教室が3タイプあることを知りませんでした。
自分の目的に合わないタイプの教室を、家から一番近いという理由だけで選んでしまいました。
このような事にならないように、着付け教室を選ぶ基準になる「着付け教室の特徴3タイプ」と「着付けを習いたい目的に合った教室タイプ」をご紹介します。
着付け教室ってどんなところ
着付け教室の特徴3タイプ
着付けを習いたい目的に合った教室の選び方
わたしの失敗談
わたしのおススメの教室タイプ
着付け教室の選び方
着付け教室ってたくさんありますよね。何を基準に選べばいいか悩みませんか?
着付けを習いたい目的に合った教室を選ぶことが大切です。
そのためのポイントを解説していきますね。
着付け教室を選ぶ基準はたくさんあります。
例えば通いやすさや受講料、講師の先生の人柄や認定資格・お免状がもらえるなど。
でも、一番大事な基準は自分の着付けを習いたい目的に合っているかです。
目的に合っている教室を選ぶのに必要なのが、着付け教室の3タイプの特徴を知っておくことです。
着付け教室の特徴3タイプ
着付け教室の特徴別の3タイプは以下の通りです。
次の項目で詳しく解説します。
学院系
個人の先生の教室
無料・ワンコインの教室
学院系の教室の特徴
駅近など通いやすい場所に教室がある
グループレッスンなので仲間ができやすい
カリキュラムがしっかり決まっている
受講料以外に認定料やお免状料がかかる場合がある
進級を強く勧められる
帯結びなど学院専用の器具の購入が必要な教室がある
駅近くの便利な場所に教室があり気軽に通えますし、グループレッスンなので和気あいあいとした雰囲気で着付けが習えます。
カリキュラムが終了するたびにお免状料が必要になり、進級も強く勧められます。
クラスの他の人がみんな進級するから、つい断れなくて次のクラスも受講してしまう。
結局は師範科まで終了するころには、受講料とお免状料で100万円は支払ったと言う話も知人から聞きました。
便利に楽しく通えますがその反面、受講料やお免状料が高額になる可能性がありますので注意が必要です。
個人の先生の教室
教室の場所は先生のご自宅や、公共施設の貸し室やレンタルスペースなど様々
グループレッスン以外に個人レッスンをしている先生も多い
カリキュラムは決まっているが、柔軟に対応してもらえる先生が多い
自分のペースで通える
受講料は先生により違うが一般的には1回あたり3,000-5,000円くらい
目的に合わせてカリキュラム・スケジュールを対応してもらえる
SNSなどを通してどんな先生か分かる
教室の場所は駅近など便利な場所にある場合もありますし、そうでない場合もあります。
他のタイプの教室と違ってSNSなどを通してどんな先生なのか事前に知ることができます。
「きもの」や着付けに対する思いや、「きもの」の好み・コーディネートを知ることができます。
そうする事で、自分と考えや好みが近い先生を選ぶことができます。
受講の日時が決まっているグループレッスンもありますが、先生と都合が良い日時を毎回相談して受講日を決める個人レッスンをしている先生も多いです。
そして、着付けを習いたい目的に合わせたレッスンを受けられます。
例えば、紅葉のシーズンに「きもの」でお出かけしたいから、それまでに着られるようになりたい。
春に子どもの卒園・入学があるからそれまでに習いたいなどなど。
そして、個人の先生は「気軽にきものを楽しみたい」と考えている方が多いです。
わたしも個人の先生の教室に通って、気軽に快適に「きもの」を着られるコツを教えてもらって「きもの」が大好きになりました。
無料・ワンコイン系の教室
販売会がある
駅近など通いやすい場所に教室がある
おでかけ会や修了パーティーがある
グループレッスン
カリキュラムは決まっている
振り替え制度・「きもの」の無料レンタルがある教室が多い
販売会があります。
販売の集客のために教室を開講しています。
最初は販売はありません、「きもの」の勉強会です。
でも、気に入ったら買うこともできますのでご相談くださいなどと生徒さんに伝えます。
ですが、その勉強会が始まれば完全に販売会です。
教室スタッフや講師の先生が生徒さんに試着をすすめ、反物などを着装していきます。
そこに校長(呉服販売会社の男性社員)と講座を担当する問屋さんが来て、電卓を叩き始めます。
この後は呉服屋さんの営業スタイルと一緒です。
予め高めに設定した値段から今回は特別などと言って値引きをして、あたかも高額で価値のある「きもの」が安く買えると思わせます。
そして校長(呉服販売会社の男性社員)がローンなど支払い方法の提案をします。
お出かけやワークショップなど楽しい企画もありますが、販売会があり呉服屋さんと同じような営業をするので、断れずに買ってしまう・営業トークに流されて買ってしまうことがないように注意が必要です。
着付けを習う目的に合った教室選び
着付けを習う目的は皆さんそれぞれだと思います。
わたしは最初、目的に合わない教室に行ってしまい後悔しました。
学院系
お免状・認定資格が欲しい
「きもの」仲間が欲しい
駅近など便利な場所が良い
このような方は学院系の教室が合います。
個人の先生
気軽に着てお出かけなどを楽しみたい
価値観や好みの合う先生に習いたい
カリキュラムやスケジュールを柔軟に対応してもらいたい
教室によりますが、お出かけ会や食事会に参加したい
このような方は個人の先生の教室が合います。
無料・ワンコイン系
「きもの」が買いたい
駅近など便利な場所が良い
「きもの」レンタルや振り替え制度などを利用したい
お出かけ会や修了パーティーに参加したい
このような方は無料・ワンコイン系の教室が合います。
わたしの教室えらび失敗談
着付け教室の特徴や違いがあることを知りませんでした。
目的に合わない教室に行ってしまったことで一度は挫折しました。
「きもの」に興味を持った私は、着付け教室をインターネットで探しはじめました。
家の近くの文化会館の和室で、小規模の学院系の教室があることが分かり通い始めました。
着付けを習いたい目的は「きもの」を気軽に着てお出かけを楽しみたいでした。
しかし、実際にレッスンが始まってみると、わたしには必要のないカリキュラムが多々ありました。
例えば自装もまだできないのに他装や、何種類もの半幅帯の結び方など。
他装は興味がありませんでしたし、半幅帯も好きと思える結び方を1つだけでいいので繰り返し教えて欲しかったです。
結局、自分の目的に合わないカリキュラムが多く、3カ月の初等科の間では浴衣は着られるようになりましたが、「きもの」は着られるようになりませんでした。
カリキュラムは終了しているしているので、初等科のお免状料の数千円はお支払いしました。
また、この教室では快適に着るコツや小物の選び方などは教えてもらえず、「きもの」はものすごく苦しい・しんどいと感じてしまいました。
わたしには「きもの」は向かないのかもと思ってしまいました。
そして、進級をすすめられましたが通う気になれず、一度は挫折してしまいました。
ですが、諦めきれず個人の先生の教室を探し、通うことで「きもの」が着られるようになっただけでなく、「きもの」が大好きになりました。
わたしのおススメの教室タイプ
わたしのおススメは個人の先生の教室です。
個人の先生の教室は特色が豊かで、講座の内容も豊富です。
ホームページを持っていてSNSの運用されている先生方も多いので、どのような思いで活動されているかを知ることができます。
わたし自身も個人の先生のおかげで「きもの」をもっと着たい、仕事にしたいと思えるようになりました。
ぜひ、SNSなども活用して「着付けを習いたいと思った目的に合う」教室選びをしてみてください。
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