きものを手に入れよう①自宅にあるきものや、譲ってもらったきものを活かそう

STEP3「きもの」を手に入れよう

まずはご自宅にある「きもの」や、譲ってもらった「きもの」で着られるものがないか見てみましょう。

サイズや好みが合うものがあればラッキーですね。

メリット

無料で手に入る

自宅にあるのですぐに着られる

着られていなかった「きもの」を活かすことができる

「きもの」を着たいと思ったらまずは自宅に「きもの」や「帯」などがないか探してみてください。

ご自身のではなくてもお母さまやお祖母さまのものがあれば譲ってもらえないか聞いてみましょう。

自宅にあるのですぐに手に入って、しかも無料です。

今まで活かせていなかった「きもの」を着てあげることができます。

デメリット

サイズが合わない場合がある

好みが合わないことがある

傷んでいたり、汚れている可能性がある

お手入れ代がかかる場合がある

以上のようなデメリットが考えられます。

お手入れをしたり、コーディネートを変えることで着られるようになる可能性があります。

次の注意点のところで対処法をお伝えします。

注意点

上記のデメリットで挙げたポイントを中心に書いていきますね。

サイズの合わない「きもの」を着る

「きもの」は多少サイズが大きくても、小さくても着付けの工夫で着ることができます。

ですが、サイズが合っている方が簡単にきれいに着付けられます。

着付けの工夫で対処できない場合はお直しが必要になります。

好みが合わない「きもの」を着る

個人的に好みが合わない「きもの」は着る必要はないと思っています。

理由は、「きもの」といえども「着る物」です。

やはり洋服と同じで、好みが合わない「きもの」を着ても楽しくないです。

お出かけをしても満足度が上がらないと思います。

このような理由から好みが合わない「きもの」を着ることはおススメしません。

お気に入りの「帯」や小物とコーディネートすることで、その「きもの」が好きになることがあります。

サイズが問題なく状態が良いのであれば着付けの練習用にすることをおススメします。

汚れや傷みのある「きもの」を着る

カビが発生してしまった「きもの」はすぐに対処が必要です。

他の「きもの」から離してビニール袋などで密封してください。

目立たない汚れや傷みは、気にならなければそのまま着ても大丈夫です。

気になる場合はお手入れをして着ましょう。

お手入れ代がかかる

「きもの」の色や柄が気に入った。

でも、汚れがあるサイズが合わないなどは、お手入れをすることで着ることができます。

色・柄がとても気に入っている

着ていくお出かけ先がある

お手入れ代がかかっても着たいと思う

このような「きもの」が見つかったときは、お手入れの見積もりをとってみましょう。

見積もりで出たお手入れ代が納得のいく金額であればお願いをして。

そうでない場合は、他の方法で手に入れましょう。

最後に

まずはご自宅に「きもの」がないか、ご家族や親しい方から譲ってもらえないか確認してみましょう。

今まで着られていなかった「きもの」をぜひ着てあげてください。

「きもの」は着る物です。

人に着てもらってこそ価値があります。

呉服屋さんの店頭に立っていた時に、よく話しかけられました。

「きもの、処分したいねん。邪魔やし。」

おうちの中で邪魔者あつかいされている様子を聞き、とても悲しくなりました。

「きもの」を着る人が増えて、「きもの」が邪魔者あつかいされることがなくなればと思っています。

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